健康保険を利用した禁煙治療が可能
タバコの害は十分理解し、今まで何度も禁煙を試み、挫折された方はたくさんいらっしゃいます。それは、意志の弱さではなく、ニコチンのもつ強い依存性が原因なのです。喫煙習慣はニコチン依存症といわれ、治療が必要な病気とされています。現在、健康保険を用いた「禁煙治療」が認められ、内服薬(チャンピックス)の登場などにより、高い禁煙達成率が 期待できるようになりました。当院では、タバコを「やめたいけれど、やめられない」方に対して、保険で行う禁煙外来を医師・看護スタッフのサポートの下、行わせて頂いております。
実際の治療の内容と費用
禁煙外来は初診から12週間(3か月間)の薬の内服とその間5回の受診を行って頂き、禁煙の状況確認、内服薬の副作用出現がないか確認させて頂き、安全に確実に禁煙成功を後押しさせて頂きます(保険適応内)。保険適応での費用負担の目安としては3割負担の場合で、5回の外来受診でおよそ2万円となります。詳しくは外来にお問い合わせください。
禁煙外来での保険適応となる条件

・タバコ依存症に係るスクリーニングテストでニコチン依存症と診断されること
・【1日の喫煙本数×喫煙年数】が200以上であること
・直ちに禁煙する意思があること
・禁煙治療を受けることに文書で同意すること
専門スタッフがサポート
タバコをやめたいご本人はもちろんのこと、家族や配偶者の禁煙相談、近年ますます問題になっている職場環境からの受動喫煙の相談など、ひとりで悩まずお気軽にご相談下さい。
診療時間内であれば、禁煙外来は予約不要ですので、ご来院をお待ちしております。